
しびれとパニック障害
「パニック障害」という障害ですが、最近よく耳にしますよね。
これは特別に珍しい病気でもなく2?3%の方で経験しているそうです。
特に女性が発症する事が多いのですが、もちろん男性の方でもパニック障害の方はいらっしゃいます。
そして、比較的若い世代の方に発症する事が多いですね。
このパニック障害ですが、色々な症状が重なる病気なので、医師による診断が必要になります。
眩暈や吐き気などの身体的な症状や、胸が締め付けられるような苦しさ、手足のしびれ等の様々な苦しさから、自分の生命に何か異常が現れているのではないかと不安に陥ってしまいます。
パニック発作では、精神的な症状としびれ等の身体的な症状で13種類あります。
この中で4つ以上重なって起こり、それが繰り返しながら一定期間続くと、パニック障害と診断されます。
精神的な症状では、他の精神障害と重なり、欝病等など他の病気と判別する必要もありますが、13種類のパニック発作のうち、身体的な症状の吐き気や震え、動悸、息苦しさ、胸痛、しびれ、呼吸困難(窒息感)、発汗等も、他の病気の症状と重なる部分が多いです。
精神的な症状、身体的な症状の二つを合わせて診断します。パニック障害では、発作の時に現れる息苦しさやしびれの苦しみは大変です。
ですが、発作が起こっていない時、次はいつ発作が現れるのか…このような不安が精神的に追い詰めてしまいます。
パニック障害は早期治療で良くなる病気です。早めに診察を受けるようにして下さい。